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大猩々の嘆息 2009/4/2

久しぶりに音楽の話です

 written by Charlie the boss 0041 投稿日時:2009/04/02(木) 19:16

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先日、調べモノがあってググってたら
youtubeにRenaissanceの曲が何曲かアップされていました。

Renaissanceは「ルネサンス」です。(髭男爵ではない)
70年代ブリティッシュ(プログレ?)ロックのバンドです。
ボスは高校時代(もう3年生になってたかなぁ)に知ってハマりました!
レコード探して買いましたが、確かオリジナルアルバムは2枚出てるのですが、
日本発売は2枚目「Illusion」のみ。
これが日本でのデビュー(そしてバンドのラスト)アルバムになりました。
ここに収められている「Face of yesterday」という曲が好きでした。

Renaissanceは、
かのYardbirds(三大ギタリストが在籍した事で有名なブルース・ロック・バンド)の
ギタリストにしてリーダー(だったっけ?)キース・レルフが作ったバンド。
キースの妹・ジェーンをボーカルにフィーチャーした曲は、
かつてのYardbirdsの面影は微塵もなく、バロックやトラディショナルフォークのテイストが
美しくも儚い世界を作り出しています。
キースのやりたかった音楽ってこういうのだったんだ、、、と思うわけです。
そのキースは練習中、ギターで感電死!!
Illusionリリース後、バンドは解散してしまいます、、、

その後、Renaissance名義のバンドが「キースの亡霊払拭」みたいな感じで、
アルバムを出します。もちろんこの新生Renaissanceのレコードも買いました。
バンドのメンバーは全くの別人、ただ曲のクレジットにはかつての曲を書いていた
ジム・マッカーティーなどの名前が見えるので、完全に無関係ではないのでしょうが、、、
曲はクラシカルで壮大なバラードや、組曲風の大作が多く、聴き応えあります。
こちらのRenaissanceもボス的には嫌いじゃないです。
ドビュッシーの「沈める寺」をモチーフにした曲なんか痺れます!
ボーカルもジェーンではないのですが、歌は上手い!もしかしたらジェーンより、、、

そしたら、、、
ジェーンとジムが中心になって、Renaissanceが復活したのでした!
バンド名は、彼らの最高傑作にして最後のアルバム名と同じ「Illusion」!
同タイトルのアルバムには、名曲「Face of yesterday」が変わらぬアレンジで収められています。
これがキースへの、ホントの意味でのレクイエムとなった、、、
と当時の音楽雑誌に書かれていました。

ボス達の年代は、中学・高校時代にギターをいじり始めて、
そしてパープルやツェッペリンなどの洗礼を受け、
それからそれぞれの好みでそのままハードロック系に進んだり、
ビートルズに回帰したり、50’s風のロックンロールにいったり、
あるいはイーグルスなんかのウェストコースト系(ボスなんかこれですな!)や
はたまたピンクフロイドやイエス、ユーライア・ヒープなんかに
いっちゃったりする奴もいたわけですが、、、
このRenaissanceに関しては、恐らくボスしか知らなかったと思うかなりマニアックな存在でした。

改めて聴いてみると、、、
いいですね、やっぱり!

おすすめのバンドです。
聴いてみたい方、実家でレコード探してきますから(たぶん屋根裏にあると思う、、、)ね!

あ、youtubeで検索してみてください、、、とりあえず聴けます。